第200話私だったら先に殺すわ

「ほんと、自分のことしか見えてないのね、シャーロット。私の条件をのまないって言うなら、あとは自分でどうにかしなさい」

そう言い捨てて、ノーラは踵を返した。

「次は私を追い詰めにくるつもり?」シャーロットは表情のない顔で問いかけた。

ノーラは驚いたようにちらりと彼女を見たが、否定はしなかった。

「あなたはジェームズを傷つけた。私はそれだけは許せない」

今度はシャーロットも引き留めなかった。ノーラはそれ以上何も言わずに去り、シャーロットだけがその場に取り残された。

長い沈黙ののち、シャーロットは重く息を吐き、病院へ戻る足を向けた。ノーラの言葉が頭の中でこだまする。

もし傷つけられたの...

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